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プロフィール

バリ子

Author:バリ子

トラベル・ライター&撮影コーディネーター。バリ島を中心に、シンガポールやマレーシア、台湾などで活動しています。

修行中のカメラ片手に、伝統行事や昔ながらの美しい自然の残る村々を訪れたり、現地の人々と触れ合ったりと、あちこち飛び回っています。

ハーブや薬草にも興味あり。特にインドネシアの民間療法を少しずつお勉強している今日この頃です。

近頃ブームなタン・シチュー


デンパサールでリーズナブルに和食を楽しめる「イカン・バカール ムティアラ」。名前のように、イカン・バカールがメインだけど、それ以外のメニューも豊富だし、どれもこれもおいしいので満足感もとっても高い!次々に新メニューが登場するのも楽しみなのですが、先日見つけた新メニューが「牛タン・シチュー」。もちろん早速オーダーしてみました。

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濃いめのデミグラス・ソースに、ポテトと厚めの牛タンがやわらか~い!これはアタリ♪結局それから行く度にオーダーしてます。お持ち帰りで、家でパスタを添えて食べてもグー!でした。

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毎回オーダーする定番メニューは、常連さんに教えてもらったカニ・チャーハン「ナシ・ゴレン・クピティン」。薄味でパラッとした仕上がりは、完璧~!普段はナシ・ゴレンはあまり食べないけど、ムティアラに来たらこれは外せません。そして新メニューのカラスミ・チャーハンもいただいたけど、塩気がアクセントになって、おいしかったですよ~。

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こっちはマグロのオリーブオイル漬け。マグロとお野菜がオリーブオイルとお酢でマリネされたもので、マグロの甘味とお野菜の歯ごたえ、そしてお酢の爽やかな酸味がかなり好み♪

行く度に新たな美味しいものに出会えるのが楽しみな、セセタンの「イカン・バカール ムティアラ」でした~。

【イカン・バカール ムティアラ】
http://bali.navi.com/food/263/

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1000匹のバビ・グリン


「そろそろだな・・・」と思っていたので、出かけたついでに久しぶりにティンブラーへ寄り、村の友達やおばあちゃんの顔を見がてら、次のウサバの日にちを聞いてきました。そしてウサバ当日。大雨の南部を出発して、2週間ぶりにやってきました。

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着いたらもう村のプラ・ダレムに向かってバビ・グリンを運んでいるところ。

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次から次からバビ・グリンがやって来ます。

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何度見ても、やっぱりすごい迫力!約1200世帯が1家に1バビ・グリンをお供えするのだから、1000匹近いバビ・グリンがお寺の敷地いっぱいに並べられます。

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家族がかりでバビを竹の棒から抜きます。最初は木に棒の先を2・3度当てて抜きやすくしています。

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バビ・グリンを運ぶ人出がない家は、自宅でバビ・グリンを奉納し、お祈りします。

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お供え物の一番上にバビを。

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今まで気づかなかったけど、子牛も1頭捧げられるそうです。

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子牛からはラワールを作り、その血をご飯に浸みこませたものを、供物としてお寺のあちこちに捧げます。

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プマンクたちの手にはトゥアックが。儀式が始まります。

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イブ・マンクが各家から捧げられたバビ・グリンに聖水を。

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神様に祈りを捧げ、儀式は続きます。

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お寺の外には、バビ・グリンを持ち帰るために竹の棒を持って待つ男衆たちが。

いまだに何故バビ・グリンをこんなにたくさん奉納するようになったのかなど、儀式の謂れを伺うことはできていないのですが、それでも毎回圧倒され、帰り道は胸の中にいろいろな思いを抱えて帰って来るのです。

クシマンのプングレボンガン


デンパサールのクシマン村にあるプラ・アグン・プティラン・プングレボンガン寺院のトランス・ダンスが有名だと友達から教えてもらい、「次のオダランは絶対見に行こう!」と思っていたら、そのチャンスが先週訪れました!今までオダランに行った際に、突然トランス状態に入る人を何度も見かけましたが、この寺院のオダランは、トランスに入る人数が多いことで有名だそうです。

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スプラトマン通りからジャボに入ったところ。表通りには立派なペンジョールが何本も立てられています。

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まずはスンバヤンが行われ、その後は儀式が始まるのを待ちます。しばらくするとご神体がジェロアンに運び込まれました。

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それにバロン、ランダと続きます。

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バロンが並び、ここでまたスンバヤンが行われると、所々でうめき声が聞こえ始め、トランスに入る人が出始めました。

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トランスに入ると、すぐに人が駆け寄り、どこかへ連れ出されます。

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一人、また一人とトランスに入っていきます。

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トランスに入った人以外は、静かに儀式の成り行きを見守っています。

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ジェロアンは儀式が始まった時点で全ての扉が閉じられ、出入りすることもできません。バロンやランダはジェロアンからジャボへ出て行きまた戻って来るのを3回繰り返すそうです。

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この黒い衣装を着た男性たちの前にやって来た女性たちが、皆号泣しながら何かを話しています。

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ジャボからトランスに入った人々が、中へ。

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儀式の最中、ジャボでもガムラン隊が演奏する中、トランスに入る人が続出。ジェロアンへの扉の前では男性たちが順番に胸にクリスを突き立ててから中へ入っていきます。(カメラに取り囲まれていて見えないけど、クリスを胸に刺す人が写真中央に)

外へ出るとスプラトマン通りはオダラン渋滞!一歩寺院の敷地外へ出ると、そこには日常のバリが。でも、寺院の中ではトランスに入る人が続出する特異な時間が流れているそのギャップに、しばし呆然としてしまいました。