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プロフィール

バリ子

Author:バリ子

トラベル・ライター&撮影コーディネーター。バリ島を中心に、シンガポールやマレーシア、台湾などで活動しています。

修行中のカメラ片手に、伝統行事や昔ながらの美しい自然の残る村々を訪れたり、現地の人々と触れ合ったりと、あちこち飛び回っています。

ハーブや薬草にも興味あり。特にインドネシアの民間療法を少しずつお勉強している今日この頃です。

トゥガナンのルジャン


2012年1月31日から1週間にわたる「ウサボ・カソ」の最終日。前日のルジャンに続いて、グリンシンをまとった姿でルジャンが舞われます。前日は途中で帰って心残りもあるし、久しぶりのトゥガナンが楽しかったのもあり、心の中に行きたい気持ちがムクムクと顔を出してきました。

今回の儀式は「ウサボ・カソ/ウサバ・カサ(Usaba Kasa)」と言うもので、初日以外は毎日村の寺院やバレなどで、ルジャンが舞われます。前日に見たものは「Abwang Peteng」と呼ばれ、「午後のアブワン」という意味。小さな子供とドォホがルジャンを踊り、その後トゥルノがやって来てドォホと一緒にアブワンを踊ります。そして最終日は「Abwang Lemah(午前のアブワン)」と呼ばれ、グリンシンを身にまとってルジャンとアブワンが舞われます。

ちょっと迷ってはみたものの、行きたい心が出てきてしまったからには、やっぱり行くしかないでしょー!天気は良かったけど車の調子がイマイチだったので、一人バイクでトゥガナン目指して行ってきました。

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到着したら、もう駐車場にスロンディンの音がこぼれてきていました。

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今日はグリンシンを身につけているので、より一層フォトジェニック!

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頭にはブンガ・マス、胸元には金のネックレスに腕には金のバングル、そして爪見えますか?

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こんな金の付けづめをつけているドォホも。

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毎度毎度ドォホがキレイでうっとり見とれてしまいます。

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ドォホのルジャンの後は、トゥルノがやってきてアブワンが始まります。

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1人~3人のトゥルノがやってきて、一番前で立つドォホと一緒に踊ります。片思いの男の子が好きな女の子の前に行ったり、普段噂になっている2人が踊ったり、という時には周りからひやかしの声が飛びます。

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ルジャンが終わったちびっ子たちは、バレの上でおやつタイム。

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「ひゅーひゅー!」とはやし立てられて恥ずかしがるトゥルノを見て大爆笑したり。

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こちらのおチビちゃんは、ジュースを飲んで一休み。

バリの一般的な風習とは異なった、バリ・アガ独特のヒンドゥーとアミニズムがミックスされた儀式は、他のバリ・アガの村であっても見ることのできないもので、トゥガナン独自のカレンダーに基づいて行われます。その中でも特に大きいものが「ウサボ・サンバー(Usaba Sambah)」。中でもパンダンの葉を手に持ち戦う「ムカレカレ」が有名で、以前はバリ子もこのムカレカレだけは何度も見に行っていました。しかし、儀式の度におよばれしてトゥガナンに通ってみると、ウサボ・サンバー以外に行われる儀式もとても興味深く、毎回行けるワケではないけれど、時間があれば訪れるようになりました。

独特の風習が興味深いだけでなく、写真を見て分かるように、グリンシンを身にまとったトゥガナンの人々のフォトジェニックなこと!村自体も趣があり、儀式の度にプロのカメラマンやカメラ小僧がたくさん集まり、みなさん真剣そのもの!グリンシンを身にまとった美しいドォホは、踊りだけではなく、村の中を歩いても、バレに座っても、ジュースを飲んでもシャッターをパチパチ切られるのですが、いつもオスマシ。儀式の合間にはお寺の前などに立ってもらい、囲ってあれこれポーズや目線の注文に応じる様子は、アイドルさながら(笑)本人たちも慣れたものです。

「ウサボ・カソ」は、この日のルジャンとアブワンで全ての儀式が終わりました。

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